HTMLの基礎知識

1.はじめに

ホームページを制作する場合、最近はAdobe GoLive,Macromedia Dreamweaver,ホームページビルダーといったビジュアルエディタを使用し、直接HTMLを使用しないことも増えてきていると思います。しかし、いざ細かい編集を行おうとすると、HTMLの知識は必要となります。最低限HTMLが読めるようになり、自分で調べられる力を身に付ける事をお勧めします。


2.インターネットについて

インターネットは、パソコンを利用して情報をやりとりできる地球規模のネットワーク。もともとは大学や研究施設などが交流のために作ったコンピューター・ネットワーク・システムがその後どんどん進展し、世界中のコンピューター をつなぎ合わせた巨大なネットワークになりました。このインターネットに接続するための回線(電話回線やケーブル回線など)を提供しているのが、プロバイダーです。プロバイダーの会員は近くのアクセスポイント(インターネット回線に接続するための中継地点)に回線をつなぐことにより、自分のパソコンや携帯電話、PHSなどでインターネットを利用することができます。

インターネットで利用できるサービス
インターネットでは、ホームページを見たり、メールのやり取りをしたり、インターネット上でおしゃべりをするなど、この地球上に無数にある情報に接し、世界中の人と交流することがカンタンにできてしまいます。画像や音声入りの情報データをダウンロードする(自分のパソコンに取り込む)ことも、インターネット上で買物や取引をすることも、もちろんゲームを楽しむことも時間を問わずいつでもオーケー。また、少し慣れた人なら、自分のホームページを作って公開することも難しくありません。

インターネットで利用できる主なサービスは以下のとおりです。

  • 電子メール
  • WWW(Would Wide Web)
  • FTP

以上が代表的なサービスです。これ以外にも色々なサービスがあります。


3.ドメインについて

IPアドレス(ネットワークに参加する機器固有のアドレスで、いわば住所のようなもの。「.」で区切られた数字で表す【例】192.168.0.1)は、コンピュータが場所を特定しやすいように開発されたものです。しかし、人間がこれを使用する場合は非常に覚えにくいものであり、実用的ではありません。これを人間が判別しやすい文字形に相互変換するシステムが「DNS(Domain Name System)」です。
ドメインネームは「どのような国の、どのような種類・名前の団体で、どのようなサーバなのか」がすぐに判別できるようになっています。

書式:〈サーバ名〉.〈プロバイダ名や組織名〉.〈組織区分〉.〈国区分〉
【例】www.yahoo.co.jp

サーバ名/重複しない限り任意に決めることが可能。
プロバイダ名や組織名/重複しない限り任意に決めることが可能。
組織区分/ad(管理団体) co(企業) ac(学校) or(その他の団体) ne(通信事業団体)
国区分/jp(日本) du(ドイツ)など

このドメイン名とIPアドレスは一対一で対応付けされています。ですから重複することは許されません。このドメイン名はNIC(Network Infomation Center/アドレスを管理する団体)に申請して取得できます。


4.インターネット上のエチケット

◆様々な国の人が利用
 世界各国の人が利用します。日本語を表示できないコンピュータもあります。

◆半角カタカナは使用しない
 日本語の中でもインターネットでは半角カタカナは使用できません。使用した場合、コンピュータが誤作動を起こしたり、正常に動作できない場合があります。そのためネットワーク全体に迷惑がかかります。

◆著作権
 インターネットを利用すると多くの情報を瞬時に手に入れることができますが、必ずしも著作権が放棄されているわけではありません。他人が作成した文章や画像データなどを無断で再利用できない場合もあります。

◆商用利用
 インターネットを商用利用する時は注意が必要です。一部のサーバでは商用利用を認めていない場合があります。

◆マナー
 インターネットも普通の一般社会と同じです。顔は見えなくても常識は忘れてはいけません。逆に一般社会以上に気を付けなければ誤解をされて問題になってしまうこともあり得ます。


5.WWWについて

WWW(Would Wide web)は簡単に言えば、「インターネット上のいたるところにあるファイル同士を結んでハイパーテキストを実現する」システムです。「ハイパーテキスト」とは、あるファイルの文章中に何かキーワードがあり、そのキーワードに関連した別のファイルにリンクがはってあり、すぐに参照できるようなものです。実際にはWWWはハイパーテキストの考え方(ハイパーテキストリンクなどという)をベースに、文字だけではなく、画像やあらゆるデータを扱うことができるようになっています。このWWWシステムを使って情報を公開する時にHTMLの知識が必要になります。


6.HTMLとは何か?

ハイパーテキスト形式のファイルを専用のブラウザソフトで表示させるための言語のことをHTML(HyperText Markup Langage)といいます。そのHTMLは、それほど難しい言語れはありません。そのためここまでWWWが普及したと言えます。

◆HTMLの記述方法
HTMLで、表示方法を命令するには、命令部分を不等号「<>」で囲みます。これを「タグ」といいます。このタグで命令の効く範囲を指定するという書き方をします。具体的には以下に示すように、タグのはじめと終わりを指定して、範囲を囲む形にします。

<tag>○○○</tag>
<tag option>○○○</tag>
<tag option="value">○○○</tag>

終わりの閉じるタグが必要無い例外のタグもいくつかあります。

通常のテキストファイル(ワープロソフトのように属性などを設定していない単なる文字が入力されているファイルのこと)にこのタグをつければそれだけでHTMLファイルになります。ただHTMLファイルは必ずファイル名の後に拡張子が必要になります。

○○○○.html(またはhtm)

上記のようにします。


7.URLについて

URL(Uniform Resource Locater)とはインターネット上の住所のようなものです。HTMLファイルでリンクを貼る時や、ブラウザで直接見たい情報のある場所を指定する時にこのURLを使います。指定方法は次のようになります。

プロトコル名://ドメイン名/パス名
【例】http://www.orient-ltd.com/img/

ホームページはWebサーバに置いてある
コンピュータがインターネットにつながってさえいれば、自動的にデータが送られてくるわけではありません。実際はこちらがある情報を見たいという要求をwebサーバーに送ります。Webサーバーのプログラムはその要求を解釈して、要求されたデータを送り出します。インターネットはこのようなサーバープログラムが常時動いていなければならないのです。

ですから自分のホームページを製作して公開するには、そのようなサーバーを自分で用意するか、サービスプロバイダ等を利用する必要があります。


8.HTMLファイル注意事項

◆ファイル名には必ず拡張子を付ける
 ブラウザがファイルタイプを認識できるようにするにはファイルに拡張子を付ける必要があります。

◆タグは半角英文字で記述する
 日本語の内容のページであれば文章は当然全角文字になりますが、タグまで全角文字にしてしまうとタグとして認識されませんので、気をつけてください。

◆半角カタカナは使用しない
 日本語の中でもインターネットでは半角カタカナは使用できません。使用した場合、コンピュータが誤作動を起こしたり、正常に動作できない場合があります。そのためネットワーク全体に迷惑がかかります。

◆ファイル名にはスペースを入れない
 Macintoshではファイル名にスペースを入れることができますが、他のコンピュータでは入れることができません。ですので、スペースの変わりに「_(
アンダーバー)」使うなど代用できる文字を使います。

point!!

ファイル名と拡張子は正しくつけましょう。

・Webページの拡張子:.html(または.htm)
・GIFイメージの拡張子:.gif
・JPEGイメージの拡張子:.jpg
・ファイル名に使用できない文字:\ : ; . " ? < > / & スペース など
・ファイル名は大文字と小文字を区別します。
・ファイル名には日本語(2バイト文字)は使用できません。