Works施工事例

2022年のリフォーム 札幌市・江別市・北広島市

主なリフォームポイント

2022年までに行ったリフォーム工事の中から4件の事例をピックアップしました。主なポイントの1つが経年劣化による外装の補修です。屋根の張り替えや外壁のクリア塗装などを行いました。

2つ目が雨・雪対策の工事。勝手口とトップライト(天窓)に雨水の進入を防ぐように改修したほか、落雪しないよう、玄関屋根をフラットにしています。

3つ目の室内では、冷気が入らないように天窓を塞ぐ工事、窓ガラスやトイレ・洗面台の交換などを実施しました。


【事例①】江別市Sさま邸:雨仕舞や天窓

当社のOB施主様からのご紹介で工事をご依頼いただきました。


Sさまが特にお困りだったのが勝手口(階段横)。ここは、畑仕事に出かける際、よく出入りする場所とのこと。雨が降るたび、勝手口から家の中に水が浸入してきていたそうです。原因は、勝手口付近の地面からドアに向かって下りの傾斜になっていることでした。

そこで、まずドアの下にブロックを積み上げ、外側に傾斜するように砕石を敷いて、雨水が浸入しにくいように逆の傾きにしました。また、内開きタイプだったドアを外開きタイプに交換しています。

経年劣化によって、トップライト(天窓)からの雨漏りが発生していました。
トップライトを撤去し、天井を塞ぎました。天窓は雨漏りの多い部位です。

【Before】

屋根の劣化も気になるということで、屋根材の張り替えも実施しました。

【After】

張り替えで組んだ足場を活かし、外壁のクリア塗装も行いました。外壁がキレイに保たれ、劣化も防いで長持ちさせることができます。

【事例②】札幌市Wさま邸:雪による屋根・壁の劣化

2021年に塀の工事をしたWさまから、2022年は外装の改修工事のご依頼をいただきました。

【Before】

玄関上の屋根が勾配になっています。
まずは玄関回りです。屋根に勾配があったことから、落雪によって外壁が傷んでしまうこと、雪だまりになってしまうことがネックになっていました。


【After】

そこで、玄関の屋根の勾配を緩やかにしてフラットに近い状態に改修。落雪しないようにしました。また、玄関ドアを交換し、風除室も新設しました。

続いて、屋根の張り替えです。

【Before】

屋根には錆の部分があり、このままでは穴が開く恐れがありました。

古くなった屋根材を剥がし…


【After】

新しい屋根材を張りました。雨漏りなどの心配もなく安心です。

【Before】

外壁は、傷みが進行して表面の塗装に剝がれた部分が見られました。

既存の外壁は解体せず、サイディングを上張りします。

【After】

併せて、雑草除去の負担を減らすため、外構をアスファルトで舗装しました。

【事例③】北広島市Fさま邸:ガラス交換や木部塗装

OB施主のFさま邸では、これまで何度か屋根や外壁塗装など、さまざまなメンテナンス改修をさせていただいています。

テラスの外壁に一部外れた箇所と柱の腐食があったため、ともに補修しました。

【Before】

キッチンのペアガラスの間に入っている空気層のガスが抜けており、断熱性が失われていました。また、外壁は木材の腐食、カビなどが目立つ状態でした。

新しい窓ガラスに交換

【After】

外壁の腐食箇所は張り替え、木材の塗装を行いました。当社が使用している木部塗料は、「OSMO(オスモ)」というドイツメーカーのものです。人と環境に配慮した植物油を由来とする自然塗料で、撥水効果にも優れています。

正面の花壇にはブロックが欠けた部分とコンクリートにひび割れがありましたが、いずれも補修して元の姿に戻りました。

屋根のさびの除去と塗装も実施し、木目の美しい外観がよみがえりました。

【事例④】札幌市Hさま邸:天窓、洗面など

当社で初めてリフォームを承ったのがHさま邸です。北海道住宅リフォーム推進協議会の登録事業者情報経由でお問い合わせをいただきました。

トップライト(天窓)からの冷気で部屋の中が寒く、経年劣化も気になる状態でした。そのため、天窓を撤去して天井を塞ぎました。

トイレと洗面台も新しく交換しました。

他には、塗装の剥がれのあった外壁の張り替え、屋根や木製シャッターなどの塗装を行いました。

【Before】

【After】

【まとめ】おうちの維持・管理のコツ

どのような家であっても、住んでいる年数が経つにつれ、どうしても劣化が進んできてしまいます。お客さまがよく気にされて
いるのが、外装材のコーキングです。コーキングが切れてしまうと、雨漏りの原因になります。特に、太陽光や雨風などの環境ダメージを受けるので、建物の中で一番劣化しやすい場所です。

コーキングの打ち直しに併せてご提案するのが、屋根や外装を再塗装することです。このように10年前後を目安にメンテナンス、リフォームをしていくことで、美観を保ち、防水機能も復活します。

また、コーキングや塗装工事に限らず、築10年目あたりでメンテナンスやリフォームをした方がいい箇所を、20年以上そのまま放置。数万円程度で済むはずだった費用が、数十万~数百万円ほどに上がってしまったケースも少なくありません。

家や設備機器をどれだけ長持ちさせるかは、それらの劣化を確認する心掛け次第で大きく変わります。こまめにチェックして、適切なタイミングでメンテナンスを行うことで、コストを抑えながら家の寿命は延ばすことができます。

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