Works施工事例

温かみのある空間に生まれ変わった陶芸工房 札幌市

Hさま邸のリフォームポイント

ご自宅に併設された陶芸工房をリフォームしました。床材はメンテナンス性・耐久性に優れたタイルに交換。入口の扉を新たに造作し、トイレとキッチンも新しいものに入れ替えています。無機質だった工房が温かみのある空間になりました。


札幌市南区にお住まいのHさまは、OB施主の妹さま。Hさまは陶芸家で、併設された工房では陶芸教室も開催されています。今回は陶芸工房を中心にリフォームを行いました。

こちらが工事前の工房の様子です。

まずは、奥の棚を撤去し、テーブルや椅子、道具類などを一旦搬出。中をがらんどうの状態にしました。

続いて、レーザーを使った測定器で床の傾きをチェックします。これも工事を始める前の大事な作業です。

もともとのコンクリート床の上から、1枚1枚、丁寧にタイルを重ねて張っていきます。タイルのサイズは600ミリ角の大判タイプを採用しました。

床材としてよく使われるのは、クッションフロアやフローリングですが、今回、使ったのは複層ビニル床タイル。床の凹凸を隠しやすく、美しく仕上げることができます。メンテナンス性や耐久性にも優れていています。

1階トイレは温水洗浄便座を交換。こちらの床にも工房と同じタイルを張ります。

併せて、2階のトイレ交換と内装工事も行いました。壁には不燃化粧ボード「セーフティーカラー」を使用しています。汚れや摩耗、薬品などに強いのが特徴です。床のタイルは、Hさまがセレクト。

工房で使っていたキッチンも新しいものに交換しました。

工房の入口には引き違いの扉を新たに造作。手触りが滑らかなシナベニヤを使い、クリア塗装で仕上げています。手前の廊下にも工房内と同じタイルを張り、統一感を持たせました。

工房内から入口側を見返したところです。床の仕上げが変わったことで工場のような無機質な感じから温かいイメージの空間に変わりました。

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