blogブログ

屋外木部を長く美しく!お手入れ&メンテナンスのポイント

木製の玄関ドアやサッシ、外壁、バルコニーなど、外装に木材を取り入れると、自然素材ならではの温もりや質感を楽しめます。

このところ木製サッシは減りましたが、木外壁は人気。市内を歩いていても、よく目にしますね。

窓枠が劣化し、塗装があせてしまった木製サッシ
木製玄関ドア下の木枠の腐食

一方で、屋外は雨や雪、紫外線にさらされるため、木部の定期的なメンテナンスが欠かせません。塗装の色あせや塗膜の剥がれを放置すると、腐食が進んでしまいます。

さらにひどくなると、大掛かりな修繕が必要になることも。木の美しさを長く保つためには、「傷んでから直す」のではなく、「傷む前に守る」ことが大切です。

木部のメンテナンスは、再塗装するのが効果的。木部用塗料には、大きく分けて「造膜型」と「浸透型」の2種類があります。

「造膜型」は、表面に塗膜を作るタイプ。いわゆる「ペンキ」と呼ばれるものです。雨風から木材を守る効果がありますが、経年劣化すると塗膜が剥がれ、見映えが悪くなってしまいます。

ドイツメーカー「OSMO(オスモ)」(https://osmo-edel.jp/product/osmocolor/
の浸透型塗料でメンテナンスした外壁

「浸透型」は、塗料が素材内部まで浸透し、内側から保護するタイプ。湿気や紫外線などのダメージを受けにくく、めくれや剥がれが起きません。木本来の質感や風合いも生かせます。北海道のような厳しい気候でも木材を長持ちさせられることから、当社では「浸透型」を採用しています。

塗装の仕方にも注意が必要です。
これまで「浸透型」を使用している場合は、同じく「浸透型」でメンテナンスしてください。手の届く範囲であれば、お客さま自身でも塗りやすく、定期的なお手入れにオススメです!
汚れを落としたら、そのまま上塗りして大丈夫です。(塗装色を変える場合などの注意点はお問い合わせください)

その一方で、「造膜型」で塗装されている場合は、塗装前に古い塗膜を剥がす必要があります。この作業は専門業者でないとなかなかできないため、費用や手間がかかります。

また、「浸透型」の上に「造膜型」を塗ってしまうと、本来の性能を十分に発揮できないことがあります。ホームセンターやネット通販などで販売されている塗料の多くが「造膜型」。気軽に購入できるので、お客さま自身で塗装するとき、使用してしまうケースが多々あります。
まれに、プロの業者さんが、塗料の種類を確認せず、「浸透型」の上から「造膜型」を塗ってしまうケースも…。塗装前には、今の塗料の種類をしっかり確認しましょう!

出典:有限会社小川耕太郎∞百合子社さんホームページ(https://mitsurouwax.com/)より

最近は「ウッドロングエコ」という木材防護保持剤を採用するケースが増えています。防腐効果に優れていますが、時間の経過とともに木材の色がシルバーグレーや黒っぽい色に変化していく特徴があります。「木の色が変わること」をご理解の上で採用いただければと思います。

すでに劣化してしまった箇所は、新たな木材への張り替えを行います。
ちなみに、2000年前後に建てられた住宅には、木製サッシや外壁の板張りにパイン材がよく使われています。パイン材は柔らくて加工しやすい半面、劣化しやすく腐食が進んでしまうことも少なくありません。

玄関まわりにスギ板を使った、新築のSさま邸(https://www.takuyou.jp/works/works-2913/

そこで当社では、こうした補修工事の際には、耐久性に優れたスギ材での張り替えを行っています。新築の家にも主にスギ材を使用しています。

木部に色あせや傷みを見つけたら、メンテナンスはお早めに!木は手間がかかる素材と思われがちですが、定期的にお手入れすれば、何十年にもわたって美しさが保てます。住まいで気になる箇所がありましたら、ぜひお気軽にご相談ください!

電話メール