
夏休み期間ですね。皆さま楽しい思い出がたくさんできたでしょうか!?

今年の夏は暑すぎて、7月下旬には札幌近郊の小学校から高校までが臨時休校になったり、下校時間を早める対応もみられました。公立校はまだ教室にエアコンがあまり設置されていないため、熱中症対策だったそうです。
じつは、32年前に建てた弊社代表の妻沼の自宅も、夏の暑さに悩まされていました。昨年まではエアコンの設定温度を下げて、目いっぱい冷房運転しても涼しくなりきらず、寝苦しい夜が続きました。高断熱・高気密によって冬はとても快適なのですが、太陽の動きに合わせるように南東から南西にかけて窓が配置されているため、日射が入るとたまらなく暑かったのです。
そこでこの春、窓リノベの補助金を活用して、窓を交換しました。

「先進的窓リノベ事業」の活用です。窓交換、ガラス交換、内窓設置、ドア交換などに対して最大200万円または窓リフォームの最大50%相当が還元されます。詳しくはこちら https://window-renovation2025.env.go.jp/
北海道も暑い夏! 夏も冬も快適な住まいに

さて、最高気温34.9℃、最低気温25.6℃!!真夏日と熱帯夜が連続した7月下旬に妻沼宅はどうなっていたのでしょうか??
「エアコンがメチャよく効いて、夜も快眠!」と妻沼。せっかくですからもう少し突っ込んで聞いてみましょう。
交換したのは窓だけ、主にカバー工法と呼ばれる方法で交換しました。エアコンはそのまま使い続けています。

窓は、beforeがLow―Eペアガラス、afterはダブルLow―Eクリアのトリプルガラスに変更しました。ガラス面を触ると、去年まではガラスが熱かったのですが、今年は、手の温度とさほど変わらず、ガラスの断熱性能をまさしく肌で感じました。
グラフのように、この7月は平年の最高気温である25℃が最低気温というひどい暑さ。トリプルガラスの効果は大変ありがたいものです。

こちらの窓は、ガラスだけを交換しました。
冬にはガラスの近くが寒くない、触っても冷たくないといった体感がありますが、夏も断熱効果は同じく発揮されており、今年の夏は本当に助かった、と妻沼がしみじみ話しています。
ちなみに、ガラスがどれくらい日射を取り込むかという「日射取得率」は、今回使ったトリプルガラス・クリアが58%程度、古いペアガラスはおそらく60%前後で、大差ないと思われます。冬には日射をしっかり取り込んでくれる優れものの「トリプルガラス」です。
補助金の消化率はまだ30%以下
8月18日現在、窓リノベ補助金の予算消化率は23%。まだ間に合いそうです。
窓ガラスの性能は一昔前と比べても格段に良くなっていますので、ぜひこの機会に補助金を活用してみてはいかがでしょうか。 「冬になると窓から冷気を感じる」「最近はガラス結露がひどくなった」など、お困りごとがありましたらお気軽にご相談ください!!