断熱・気密の差で決まる「真冬の暖かさ」

年が明け、気付けば1月の半分が過ぎましたね。1月20日は二十四節気の「大寒」で、一年で最も寒さが厳しい時期と言われています。まだまだ寒い日が続きますが、体調管理にはくれぐれも気を付けて、元気に過ごしていきたいですね!

家の断熱性と気密性が高いと、真冬でも暖かく快適に過ごせる…というのは大体イメージできると思いますが、実際、断熱・気密の違いは体にどのように感じられるのでしょうか?今回は、住宅性能と体感、暖かい家をつくるためのポイントについて解説します。

まず、窓の性能と体感温度について見てみましょう。

こちらのグラフは、室温22℃の時の窓ガラス表面温度を示したもの。性能の高い順に、「トリプルLow-Eアルゴン」「Low-Eアルゴンペア」「Low-Eペア」「透明ペア」となっています。
最も性能の高い「トリプルLow-Eアルゴン」は外が氷点下でもほぼ室温と同じ温度である一方、「透明ペア」はかなり低くなっており、結構な差があることが分かります。

これは、高性能な窓ガラスだと家の中の熱を逃がさないため。その結果、室内側のガラスの表面温度が高く保たれ、暖かいお部屋になるというわけです。

高性能窓の一例として挙げられるのが、当社で施工したTさま邸(https://www.takuyou.jp/works/works-1253/)のトリプルガラス入りのテラス窓。これだけの大開口の窓ですが、「窓際に寄ってもヒンヤリしない」そうです。

窓ガラスの性能と同様、家の断熱性が高いほど、壁の表面温度は高くなります。では、実際の体感温度はどう変わるのでしょう。
体感温度は 体感温度=(室温+室内表面温度)÷2 で計算できます。

例えば、室温が20℃、壁や窓の表面温度が10℃の場合、体感温度は15℃ということ。仮に断熱性能がアップして表面温度が2℃上がったとすると、体感温度は1℃上がります。
ちなみに、人間は0.5℃の違いを感じられるそう。ほんの少し高くなっただけでも、暖かさの感じ方には結構な違いがあると思います。

続いては気密性について。きちんと断熱施工をしていても、すき間があると冷たい空気が入って表面温度が低下し、「暖房していても何だかスースーする…」という状態になってしまいます。
その対策として、断熱材を詰めた壁の上から気密フィルムを貼る施工を行います。

ちなみに、コンセントもすき間になってしまう箇所。気密ボックスを設置して壁とのすき間をなくします。

最後のポイントが「熱橋(ねっきょう)」です。これは、柱や梁といった熱を伝えやすい構造材が“熱の橋渡し”をして断熱性能を下げてしまう現象のこと。
この熱橋があると、マイナス5℃を下回るほどの寒い日には体感温度が下がったり、床が冷えたりします。

当社では、家全体を外側から断熱材で覆ってしまう「外張断熱」を採用し、断熱・気密性の低下を防いでいます。

長い冬だからこそ、ぜひ暖かく居心地のよい家で暮らしていただきたい。これが当社の想いです。
家の性能や暖かくする工夫など、そのほかお聞きになりたいことがあれば、お気軽にご連絡ください!




