拓友建設は断熱性能とZEHが売りの工務店さまとどこが違うか

「家は、性能」のキャッチフレーズで北は北海道から南は九州まで、日本中に高断熱・高気密住宅を広めた某工務店があります。

それまでハウスメーカーは、雰囲気や豪華さ、中には自由設計を売りにした会社もありましたが、断熱性能に特化した会社はほとんどありませんでした。それが、この工務店の業績が右肩上がりに上がるにつれて、他社も性能を高めることの重要性に気がつき始めます。ところが、結局、どのハウスメーカーも断熱性能に特化した商品をメインに据えて、本気で対抗することはできていません。

拓友建設は、断熱性能面ではこの工務店よりずっと早くから高断熱化の技術を導入し、控えめに言って同等以上の断熱性能を実現しています。今回はそのことについてお話させていただきます。

1985年(昭和60年)に発刊された専門誌にはすでに、SHS工法などの高断熱・高気密工法が紹介されている

日本で住宅の断熱性能を高めようという研究活動をはじめたのは、1970年代の北海道でした。それが1980年代に入って実を結び、スタイロフォーム断熱材を木造軸組の外側に貼って、家全体を断熱材で覆うSHS工法や、在来軸組構法という伝統的工法の枠内で断熱性能を高めた新在来木造構法などが発表され、住宅は北海道から変わっていきました。

2009年完成の札幌版次世代住宅基準スタンダード相当の住宅(撮影は2019年)

拓友建設は1992年の創業時より、これらの工法の中からSHS工法を採用し、メーカーであるデュポン・スタイロ株式会社や研究者、仲間の工務店とともに技術を高め、施工力を磨き、手に入れやすい価格を実現するためにコストコントロールという手法も導入してきました。

現在、当社は、標準仕様で札幌版次世代住宅基準のスタンダードレベルを上回り、トップランナーレベルの住宅も数多く手がけています。

その室内

拓友建設に声をかけていただく理由

当社にお問い合わせくださるお客さまのうち、年に数組のお客さまが先にあげた工務店を見てきました、と教えてくださいます。当社がマイホームの建築を請け負うことに決まり、契約する段階になって「どうして当社を選んでくださったのですか」と尋ねると

「〇〇工務店は少しのプラン変更も、仕様変更も難しかった。これでは誰の家かわからなくなってしまう」というお答えが返ってくる場合が多いのです。

そして、設計事務所とコラボして家を建てる当社のご提案がとても新鮮で、「本当の自由設計、自分たちの家ができるとわかった」とおっしゃってくださいます。

日中の日差しを効率良く取り込むため、南東側全面に丸みを持たせた2階リビング

拓友建設の家づくりは、地元の建築家・設計事務所が建設予定地を見て道路の幅や方位、近隣建物と日射の入り方などをまず確認します。その上でお客さまに暮らしや生活スタイルをヒアリングし、ご希望や優先順位をうかがいます。

土地があまり広くない札幌では、こういう設計アプローチを取らないと、なかなか使いやすい家にならない現実があります。

家を建てる実際の工事では、地元のものづくり職人が設計図を形にしていきます。拓友建設は、できるだけ地元でつくられる建材・設備品を利用し、地元の職人が家を建てます。海外から半完成品を輸入して、現地で組み立てるのも住宅産業のひとつのあり方ですが、家づくりは、ファストファッションなどとは違い、地域の気象条件や土地柄を知って建てるほうがよりよいものができると確信しているからです。

「北海道の気候に合った、高性能な自由設計の住まい」を拓友建設は提供しています。

詳しくは実際にお会いしてお伝えできればと思います。

今日はこの辺で…。