2022年度の札幌版次世代補助の募集概要が発表されました

札幌市が札幌版次世代住宅補助の募集概要を公表しました。2022年度は「ハイレベル」で140万円、「スタンダードレベル」で110万円に増額されています。概要をご説明します。


上の表は、登録申請から補助金本申請までのイメージ(札幌市資料より)です。

札幌市の2022年度札幌版次世代住宅補助の募集概要によると、2022年度は補助額をハイレベルで140万円、スタンダードレベルで110万円に増額。第1回登録申請は、今4月20日(水)~27日(水)まで受け付け、申請分の補助額が予算額を超えた場合、5月11日(水)に抽選を行う予定です。

1件あたりの補助額は、トップランナーが前年度と同額の160万円、ハイレベルが前年度比30万円増の140万円、スタンダードレベルが同比60万円増の110万円。ベーシックレベルとミニマムレベルは引き続き補助対象外となります。

ハイレベルとスタンダードレベルの補助額を前年度から引き上げたことについて札幌市は、「国が今年からスタートする『こどもみらい住宅支援事業』の補助額(最大100万円)を踏まえ、札幌版次世代補助もより活用してもらいたいと考え、補助額を調整することになった。ハイレベルとスタンダードレベルは毎年特に申請数が多いので、この2つを増額対象とした」と話しています。

申請方法は、年内に登録申請で交付の決定を受けてから、年明けに本申請を行います。登録申請は2021年度から導入した制度で、本申請前の早い段階で補助金の交付可否が分かります。このほか、抽選で落ちるリスクはあるが、登録申請前に設計適合審査や工事を開始できる点や、抽選で落ちても次回の受付期間で再申請できる点などもポイントです。

第2回の登録申請受付期間は6月15日(水)~6月22日(水)で、抽選日は6月29日(水)。第3回の登録申請受付期間は8月24日(水)~8月31日(水)で、抽選日は9月7日(水)。なお、申請額が予算額に達しなかった場合は無抽選となります。

第3回の登録申請受付期間が終了した時点で全体の予算額に達していない場合は、第4回の登録申請受付期間を設ける予定です。

トップランナー、ハイレベル住宅をご希望されているお客さまは、当社までまずご相談ください。

2012年度から始まった札幌版次世代住宅基準。寒冷地・札幌では冬に暖房エネルギーが多く消費されており、地球温暖化防止の観点から国の省エネ基準以上の高断熱・高気密化が必要だと考えた札幌市が、独自に始めた省エネ基準です。暖房エネルギーの削減で、CO2排出量が低減され、地球にも家計にもやさしい暮らしができます。

この高性能住宅を普及させるために札幌市は、お施主様に対して補助金を出して政策を推進しました。
当社もこの札幌市の取り組みに賛同し、札幌市が標準にしたいと考えている「スタンダードレベル」以上の断熱仕様を標準仕様としています。また、当社の断熱仕様では、少しグレードアップすればより高性能な「ハイレベル」や「トップランナー」の認定も可能なため、多くのお施主様が札幌版次世代住宅基準をクリアした高性能住宅を建てられています。

仕様のグレードアップ差額以外に、札幌版次世代基準に適合するための設計費用が増額になります。詳しくは当社までお尋ね下さい。