札幌版次世代住宅補助がスタート!2024年度は「プラチナ」が優先されます

札幌市が認定する「札幌版次世代住宅」補助制度の2024年度の受付が4月17日から始まりました。2012年にスタートしたこの制度。昨年度は認定条件となる「札幌版次世代住宅基準」の等級が一新されるなど、大きく改正されました。

【出典:札幌市ホームページより

昨年度から始まった新たな基準では、上記の表にあるとおり、住宅性能に応じて「プラチナ」「ゴールド」「シルバー」「ブロンズ」の4等級を設定。1戸当たりの補助金額は、プラチナが220万円、ゴールドが180万円、シルバーが60万円で、ブロンズは対象外です。さらに、サステイナブル要件が加わり、太陽光発電と蓄電池の設置が必須になりました。

そして、プラチナの認定第1棟目は、弊社の2023モデルハウスです!

今年度も等級や補助金額、サステイナブル要件は昨年度と同じですが、ひとつ大きく変わった点があります。

それは、最高等級「プラチナ」が優遇される仕組みになったこと。補助金の割り振りを見てみると、受付回ごとに、ほかの等級とは別に「プラチナ」枠専用の予定額が取られています。

【出典:札幌市ホームページより

適合審査も「プラチナ」優先のやり方に代わりました。まず「プラチナ」の申請額を確認し、予定額以下であった時点で「プラチナ」はすべて当選、予定額を超えた場合は抽選を行います。もし落選しても、「ゴールド」以下の予定額の枠の中で再び審査が行われます。さらに、「プラチナ」枠の予定額に余りが出た場合は、次回(第3回募集まで)に繰り越されます。つまり、「プラチナ」で申請すれば、ほかの等級より認定されるチャンスが増えるというわけです。

「プラチナ」枠の新設が目立つように書かれた今年度のパンフレット

札幌版次世代住宅基準は寒冷地という地域特性を踏まえて制定され、国の基準よりずっと厳しいものになっています。国の「断熱等性能等級」では、最高ランク「等級7」(Ua値0.20W)が「ゴールド」と同等レベル。「プラチナ」(Ua値0.18W以下)になると、国の最高ランクをさらに上回る断熱性能が求められます。

これだけ聞くと、「プラチナ取得は相当難しいのでは・・」と思われるかもしれませんが、当社は昨年公開したモデルハウスがプラチナ認定「第1号」! (こちらのモデルハウスは公開を終了しています)詳しいモデルハウス記事はこちらをご覧ください。

さらに、札幌市北区屯田に建設したモデルハウスも、当社で2棟目となる「プラチナ」認定をいただき、現在、7月20日(土)までの期間限定で公開中です。高い断熱性能はもちろん、光熱費を削減できる工夫、家族が楽しく暮らせる間取りなど、たくさんのアイデアが詰まった家になっています。
まだまだ実例の少ない「プラチナ住宅」を実際に見て、体感していただける絶好の機会!見学をご希望の方は、こちらからご予約ください。たくさんの方のご来場をお待ちしております!