
50年ローンは不安? それとも安心?
変化する時代の中で、“資産になる家づくり”を考えます。
50年ローンのニュース、気になりますか?

最近、「50年ローン」という言葉をニュースで耳にした方も多いのではないでしょうか。
北海道新聞の1面やテレビでも取り上げられ、ちょっとした話題になっています。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/hbc/2248190?display=1
たとえば、5,000万円の住宅ローンを50年で返済すると、35年ローンに比べて毎月の支払いが3万円ほど少なくなるそうです。
月々の負担が減るのはうれしいけれど、「退職後まで支払いが続くのは不安」「金利が高くつくのでは?」という声も聞かれます。
長期ローンはリスク? それとも安心?

土地や建物の価格が上がっている今、長期の住宅ローンを組むのは自然な流れでもあります。
でも、実際のところリスクはないのでしょうか?
先日、拓友建設も加盟している「北海道SHS会」という高性能住宅の工務店ネットワークの全道大会で、ファイナンシャルプランナーの方が“ライフプランから見た住宅ローンの考え方”について講演されました。
その中で印象的だったのは、子どもの大学進学時の家計が最も注意すべきタイミングだという話。
国公立か私立か、自宅通学か一人暮らしか…。家庭によって条件はさまざまですが、一般的な試算では、大学進学の時期に家計が赤字に転じるケースが多いそうです。
だからこそ、住宅ローンの月々の返済はできるだけ抑えることが、家計全体を見たときの“正解”になる場合が多いのです。
「家が資産になる時代」が始まっています

でも、「ローンを長くすると損じゃない?」と思いますよね。
ここで、同じセミナーに登壇した家づくりWebマガジン「iezoom」運営責任者の白井康永さんのお話を紹介します。
白井さんは、こう話しました。
「性能の高い家なら、50年ローンでも心配いりません」
理由は3つあります。
- 長持ちする家なら50年後も価値がある
- 月々の支払いを抑えられれば、その分を貯金や投資に回せる
- 退職後にローンを組み替えて支払いを軽くすることも可能
そして何より大切なのは「家が資産になる時代が来た」ということ。
質の高い家は50年以上の価値を持ち、次の世代へ受け継がれていくという時代に変わりつつあります。
「所有」より「利用」の時代へ

最近では、車の購入でも“残価設定型(残クレ)”という仕組みが一般的になりました。
数年後の買取価格をあらかじめ設定しておき、差額だけを支払うという考え方です。
住宅でも『所有する』よりも『どう使うか』を重視する流れが少しずつ広がっています。
このあたりは少し専門的な話にもなりますので、気になる方はぜひお気軽にご相談ください。
拓友建設の考え

拓友建設はこれまでも、50年先まで価値が続く家づくりを大切にしてきました。
そしてこれからも、家族が安心して暮らしを重ねられる「資産になる住まい」をつくり続けていきます。