拓友建設の考えるお客さまへのアフターフォロー

拓友建設では、家が完成しお引き渡しした後は、家の健康を見守るハウスドクターとしてしっかりとしたアフターフォローをしております。

新築のお引き渡しから1年目に、「ドアの閉まり具合や壁紙の入隅の切れなど、気になるところはないですか?」と、ご訪問して検査しています。これは他の住宅会社でもやっていることと思います。

拓友建設ではさらに、お客さまが不具合に気づく前に修繕が必要な箇所を予測して、たとえば年賀状に「そろそろ板張りの外壁は塗装をし直した方が良いですよ」と書き添えてお送りします。板張りの場合は、だいたいお引き渡しから5年後、金属サイディングやガルバリウム鋼板を張っている場合は10年後ぐらいをメドにご案内しています。

外壁の不具合は、お客さまが気づいたときはすでに修繕が必要になっているケースもありますが、突然の出費になるので、修繕が後回しになることがあります。そこで、年賀状では少し早めにお知らせするようにしています。さらに、札幌市内など仕事でお客さまの家の近くを通りかかった時は、外観を確認させていただいたり、時には直接お話をうかがうなど、ハウスドクターとして家の健康管理を気にかけています。


当社の施工事例から。金属サイディングと木の羽目板を外壁に使用

当社では家を建てた後にお客さまにご負担をおかけしないよう、メンテナンス頻度が少なく、耐久性の高い建材・設備を選ぶようにしています。窯業系サイディングは、14mm厚品は、メンテナンス費用がかかりがちでお勧めしておりません。もしデザイン性で窯業系を選ぶなら、コーキングや塗装保証が15年以上の質の良いものを選んで下さい。

古い建物の外壁塗装の剥がれ (当社の建物とは無関係です)

金属サイディングでは、コーキングが切れていないか、塗装の表面が劣化していないかなどを確認します。劣化のサインが出てきたら外壁の塗り替えやコーキングの打ち直しなどの修繕が必要になります。

経年劣化による不具合を放っておくと、サイディングの傷みが加速し、住宅の耐久性に影響が出ます。外壁の修繕は足場を組むことが多く、数十万円以上かかることが普通です。お客さまにとっては予定していない出費になると思います。

コーキングを打ち直す(当社の建物とは無関係です)

創業以来、こうした取り組みを続けております。すると、「拓友建設さん、外壁の塗り替えを頼みたいんだけど」と連絡が入るようになってきました。

完成から20年以上経ったお客さまからは、外壁やキッチンの取り替えなどのご依頼を受けました。断熱性能や建物自体の耐久性にはご不満も不具合もなく、リフォーム費用が意外と安く済みそうだと喜んでいただきました。

暖房や給湯ボイラーも10年経つと取り替えの時期が来ます。この場合も、単に取り替えるだけでなく、よりランニングコストが安くなるご提案などを準備して、少し早めにお声がけします。

こうしてお客さまの生活状況も確認しながら、長く満足して済んでいただけるご提案をするのが拓友建設のアフターサービスです。

今年は、外壁の修繕依頼が既に数件いただいており、その他のリフォームも含め数多く仕事をいただいております。次回のブログでは事例も交えてもう少し具体的にお話ししたいと思います。