電気代高騰! 蓄熱暖房機から他熱源へのリフォーム

暑い日が続いていますが、皆さま、いかがお過ごしでしょうか。夏は熱中症への注意が必要ですが、その発生場所として最も多いのが実は住居なんです。札幌市消防局のデータによると全体の約4割を占めているそう。エアコンや扇風機を適切に使う、こまめに水分補給をするなどして、元気に過ごしていきたいですね。

最近の電気料金高騰を受け、前回、前々回のブログではその対策になる家づくりや家庭でできる節電・省エネのポイントをご紹介しました。当社にも「電気代を減らすのに良い方法はないか」といったお客さまからのお問い合わせが増えている状況です。

そこで今回は、お客さまからのご相談を受け、熱源改修工事を行った事例をご紹介します。 札幌市西区のSさまは、2002年に当社が建てた平屋にお住まいです。Sさま邸はオール電化住宅で、暖房は電力でレンガを加熱し、その放熱で部屋を暖める蓄熱暖房機を、給湯は電気温水器をお使いでした。そのSさまからご連絡があったのが今年2月、燃料価格の上昇が続き、電気代の高騰に不安を感じたSさまから、「なにか良い対策はないか」とご相談いただきました。

そこで、当社では「電気ヒーター式暖房給湯」によるオール電化の電気代負担を減らすため、次の3案をご提示しました。

①LPガスに変更

熱源を高効率ガス給湯暖房ボイラー「エコジョーズ」に取り換え、蓄熱暖房機と電気温水器を撤去して室内に温水パネルヒーターを設置、屋外にLPガスボンベの保管庫を新設

②灯油に変更

熱源を灯油ボイラーに変更し、蓄熱暖房機と電気温水器を撤去して室内に灯油ボイラーと温水パネルヒーターを設置、屋外に灯油タンクを新設

③オール電化のまま機器を変更

蓄熱暖房機をエアコン、電気温水器を高効率温水器「エコキュート」に取り換え

上記のうち、Sさま邸でのエネルギーの使用状況を踏まえてイニシャルコスト、ランニングコストを検討した結果、①案で改修工事を行うことになりました。

こちらが工事の様子です。7月中旬ごろ、3日間かけて行いました。

リビングダイニングにあった蓄熱暖房機を撤去しました。機器の中はレンガが積まれておりなかなかの重さです。

温水パネルヒーターに交換しました。その他の部屋も含め、全部で6カ所あった蓄熱暖房機を各部屋の大きさに合わせたサイズのパネルヒーターに取り替え、新しく洗面室にも設置しました。

ブレーカー交換作業の様子

蓄熱暖房機は1台あたり200Vの電源が必要でしたが、6台を撤去したことで電気の使用量が減り、契約アンペアを変更。基本料金も下げることができました。

また、4月には照明器具についても使用頻度の少ない箇所を除き、ほとんどを蛍光灯からLEDに交換しました。照明の消費電力も削減しています。

以前あった電気給湯器(写真左)は、エコジョーズ(写真右)に取り換えました。

また、Sさま邸のエリアは都市ガス導管がない地域でしたのでLPガスを選択。ボンベを交換しやすいよう、前面道路に近い位置にLPガスボンベを設置しました。

今回のSさま邸では、LPガスへの熱源改修を行いましたが、使用している機器や都市ガス導管があるかどうか、また家の大きさやご家族構成などによって、ベストなプランは異なります。当社ではそれぞれのご家庭に合わせたプランニングをご提案しております。気になる点やご相談したいことがありましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください!