家庭でできる節電&省エネ対策

7月に入り、いよいよ夏本番。山や海、行楽地へとお出掛けするのに絶好のシーズンになりました。この夏はさまざまなイベントや行事などが再開されています。これからの季節を思う存分楽しみたいですね。

前回のブログでは電気代の値上げ対策につながる家づくりの住宅設備として、太陽光発電や蓄電池、電気自動車から家に給電するV2Hをご紹介しました。今回は、その第2弾。家庭で実践しやすい節電・省エネ対策をご紹介します。

①家電の買い替え

1つ目の対策が家電の買い替えです。まだ使える機器を交換してしまうのは躊躇してしまうかもしれません。ですが、最近の家電製品は、エネルギー効率がとてもいいんです。

例として、いくつかご紹介します。

まずは照明器具です。一般電球を電球形LEDランプに換えた場合、年間消費電力量は約86%減らすことができます。

しかも、LED電球の寿命は一般的に10年以上(1日8時間利用した場合)とされ、とても長持ち。電球を交換する手間も減らせます。

続いては、冷蔵庫です。急な故障などがなければ、なかなか買い替える機会がないかと思いますが、10年ほど前の製品と比べると、約40~47%の省エネになります。

また、最近の冷蔵庫は食材の鮮度を長持ちさせる技術や、AIやアプリで生活パターンに応じた製氷や食材管理をしてくれるといった便利機能が搭載されています。こうした機能をうまく活用すれば、家事の時短にもつながります。

もう1つがテレビです。

こちらも約10年前と比べて、約42%の省エネになります。

最近のテレビは待機時(リモコンでオフにした状態)の消費電力が削減されています。また機種によっては明るさセンサーやオフタイマーなどの省電力機能が付いており、無理のなく節電することができます。

※上記3点のグラフの出典元:資源エネルギー庁ホームページ

②省エネになる家電の使い方

2つ目の対策は家電の使い方。一つひとつの効果は小さくても、日々のちょっとした心がけによって「塵も積もれば」で電気の使用量を減らせます。

これからの季節に使う機会の増えるエアコンは、レースのカーテンを閉めて直射日光をカットすると冷房効果がアップします。また、扇風機と組み合わせて冷風を体に当てると涼しさを感じやすくなります。

さらに、設定温度を27℃から1℃上げると、年間940円、使用時間を1日1時間短縮すると年間580円、フィルターの目詰まりを掃除することで年間990円の節約になります。

※ただし、熱中症などの恐れもありますので、気温や体調を見ながら、無理のない範囲で行ってください!

エアコン運転時は窓を閉めて冷気を逃がさないようにしますが、“設定温度を下げれば寒い、上げれば暑い”というときは、エアコンに近い窓をちょっとだけ開けるとうまく室温調節できることがあります。不思議ですね。

一方、工夫のしどころが多いのが冷蔵庫。例えば、設定温度を「強」から「中」にすることで、年間で1900円ほど電気代を減らせます。また、壁から適度に離して設置することで、上部と両側が壁に接している場合と比べて、年間約1400円の節約になります。

【出典:日立グローバルライフソリューションズさんホームページより】

さらに、中に保存する量を全体の半分ほどにすると、年間で1360円ほどの節約になります。ビン詰めや調味料など、未開封なら常温可能なものは冷蔵庫から出しておくなど、詰め込みすぎないだけでも効果があります。

最後に、暮らしの工夫をご紹介します。以前、光熱費の高騰対策についてご相談いただいたオーナー様宅では、お子さまも両親と同じ部屋で過ごすことで節電に励んでいるとのお話を伺いました。家族がリビングなどに集まって過ごせば、人のいない部屋の照明やエアコンを消しておくことができ、それだけでも節電することができます。 家計にとって厳しい状況がしばらく続きそうですが、こんな時だからこそ、ご家族で楽しみながら節電、省エネに取り組みたいですね。