家づくりの前に知っておきたい「住宅ローン」のお話

寒さのピークを迎えている北海道。この極寒を活かし、雪と氷のイベントが道内各地で開催されています。

出典:2024さっぽろ雪まつり公式ホームページ

札幌では先日、さっぽろ雪まつりが4年ぶりに3会場で開催されました。写真は大通り会場に造られた旧札幌停車場の大雪像。1908年に建てられた三代目札幌駅の駅舎です。明治の当時、ルネサンス様式を採用した木造2階建ては流行の最先端で、話題のハイカラ建築だったようです。雪でこれだけ緻密に建築物を再現できるのは本当にスゴイですね!

今回は家づくりにおけるお金の話をしたいと思います。家を建てようとした時、大切なポイントの一つが「資金計画」ではないでしょうか。多くの方が住宅ローンを利用されると思いますが、その際、金融機関は正式なローン契約をする前に事前審査(仮審査)を行います。

「まだ具体的なことが何も決まっていないのに…」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、家づくりの早い段階での事前審査がオススメです。

理由の一つが、そもそも住宅ローンを借りることができるのか、また借りられる金額の目安があらかじめ分かるからです。もし借りられなかったり、ローン額が減額になった場合でも問題ありません。金融機関ごとに審査の仕方は異なるので、もう一つの金融機関をあたってみたり、予算を見直してみるのも一つの方法です。

もう一つの理由が、事前審査をすることで、その金融機関の優遇金利のプラン・条件や諸費用などを知ることができるから。また、年収が高ければ大丈夫とは一概に言えません。金融機関によっては、利用状況などを判断し、借りられないケースもあるようです。

家を建てた友人、知人から予算額を聞くことがあったとしても、それは自分の予算ではありません。予算額は、家族構成や世帯収入、月々いくら返済するのか、加入する団信(団体信用生命保険:住宅ローンの契約者が死亡などにより支払いできなくなった場合、ローン残高がゼロになる保険)のプランなどによって、それぞれのご家庭で異なります。確実な資金計画のもとで安心して家づくりを進めるためにも、まず予算や住宅ローンについて考えていただきたいと思います。

資金計画が決まれば、家の間取りや採用する建材・設備など、具体的なプランニングを進めやすくなります。

拓友建設では、お客さまのご予算を踏まえながら、快適な暮らしができる高気密・高断熱の性能を維持した家づくりをご提案しています。「高性能住宅は手が届かない」と思われるかもしれませんが、建材や設備機器の仕入れ方、設計面での工夫などを重ね、高い住宅性能を維持しながら予算内で家づくりをした事例がございます。

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お金の話は気になっていても分かりづらく、また相談する機会がなかなかないと思います。当社では、家づくりはもちろん、予算面や資金計画も含めたご相談も承っております。ぜひお気軽にご連絡ください!