2023年度の札幌版次世代住宅補助が始まりました

先日、札幌市でG7(先進7カ国)気候・エネルギー・環境大臣会合が開催されました。各国の代表が集まり、脱炭素社会の実現に向け、2035年までに温室効果ガスの60%削減(2019年比)を目標とすることなどが盛り込まれた共同声明を採択しました。こうした国レベルでの話し合いが進む一方、私たちの身近なところでは、住宅(家庭部門)から出るCO2排出量の削減も大きな課題となっています。

札幌市では2050年に温室効果ガスを実質ゼロにする「ゼロカーボンシティ」を目指しており、その実現に向けて市独自の「札幌市次世代住宅基準」を定めています。この基準を満たす住宅として市が認定した「札幌版次世代住宅」には新築時の建築費用が補助されます。

今年度は、4月19日から登録申請の受付が始まりました。そこで今回は補助制度の概要やポイントについてご紹介します。 まず、こちらが今年度から運用されている「札幌版次世代住宅基準」です。断熱性能(UA値)、一次エネルギー消費量(BEI)、気密性能(C値)の3つの指標から、「プラチナ」、「ゴールド」、「シルバー」、「ブロンズ」の4段階の等級が設定されています。

【出典:札幌市ホームページより】

また、サステイナブル要件として、①出力1.5kW以上の太陽光発電を搭載し、蓄電池または電気自動車と接続すること、②容量2.0kWh以上のリチウムイオン蓄電池を設置して住宅のコンセントから使用できる設備を設けるといった、2つの項目が設けられています。

4つの等級のうち、補助の対象となるのは、「プラチナ」、「ゴールド」、「シルバー」の3等級で、「ブロンズ」は対象にはなりません。補助金額はそれぞれ「プラチナ」が220万円、「ゴールド」が180万円、「シルバー」が60万円。太陽光発電と蓄電池については、札幌市の再エネ省エネ機器導入補助金と併用することができます。

補助金を申請するには、まず登録受付期間内に登録申請を行う必要があります。第1回の受付期間は4月19日から26日で、「プラチナ」、「ゴールド」の登録が登録予定額を超えた場合は、「プラチナ」・「ゴールド」のみで抽選を行います。

登録受付期間は年4回予定されており、次回以降の受付は6月、8月、10月の予定です。

【出典:札幌市ホームページより】

当社が手掛けている住宅は、札幌版次世代基準の「シルバー」に相当するUA値0.26が標準仕様となっています。また、最高ランク「プラチナ」のUA値0.18をクリアする住宅を4棟建てた実績もあります。

例えば、札幌市内のTさま邸は、今年度の札幌版次世代住宅基準の「プラチナ」に相当するUA値0.17W/m2K、C値0.5cm2/m2の性能です。

Tさま邸の玄関には、札幌版次世代住宅基準の最高性能グレードの証「トップランナー」の認定証が飾られています。

断熱・気密性能の高い家は、エネルギー使用量を減らせて地球環境に優しいことはもちろんですが、光熱費の削減につながり、冬でも暖かく快適に暮らせるので、お客さまにとっても大きなメリットがあります。

これから家づくりを考えられている方、また補助制度にご興味のある方などいらっしゃいましたら、ぜひ当社にご相談いただければと思います。